青空のむこう アレックス・シアラー/著 金原瑞人/訳 求竜堂 突然の事故で死んでしまったハリーだが、青空の向こうから地上に戻ってくる。心残りがあると、「彼方の青い世界」に行けないからだ。「彼方の青い世界」とは?ハリーは思いを遂げられるだろうか。 |
アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス/著 小尾芙佐/訳 早川書房 精神薄弱の陽気な青年チャーリーは、人工的に知能を高める人体実験の被験者になり、やがて、彼の知能は超天才の域に達していく。しかし、同じ実験を受けたネズミのアルジャーノンは……。 |
アンネの日記 アンネ・フランク/著 深町真理子/訳 文芸春秋 第二次世界大戦中、ナチスのユダヤ狩りが始まり、かくれ家にひそむことになったアンネ一家。不安な日々の中、思春期の少女の率直な心の動きがつづられていく。 |
おかあさんになったアイ 松沢哲郎/著 講談社 漢字や数字を覚え、天才チンパンジーといわれるアイ。その知識は、息子アユムにどのように伝えられるのだろう。人間のごく近い親戚といえるチンパンジーの親子関係、教育、文化を語る。 |
キャッチャー・イン・ザ・ライ J.D.サリンジャー/著 村上 春樹/訳 白水社 ホールデンが、学校から放り出され、一人で自宅へたどり着くまでの体験を語っていく。その繊細な感覚や独特の視点で読者の共感を得た不朽の青春文学が、村上春樹の新しい訳で40年ぶりに生まれ変わる。 |
五体不満足 乙武洋匡/著 講談社 「障害をもっていても、ボクは毎日が楽しいよ。」両手両足がなくても、今日も電動車椅子で走り続ける著者の元気の秘密は、すてきな家族と友だちと負けず嫌いの性格だった。 |
「自分の木」の下で 大江健三郎/著 大江ゆかり/画 朝日新聞社 なぜ、子どもは学校に行かなくてはいけないか?そんな素朴な疑問に、ノーベル賞作家である著者は、誠実にやさしさあふれる言葉で答えている。子どもから大人までに贈る16のメッセージ。 |
センス・オブ・ワンダー レイチェル・カーソン/著 上遠恵子/訳 新潮社 「センス・オブ・ワンダー」とは、「不思議さに驚嘆する感性」のこと。子どもと一緒に自然探検に出かけた著者は、四季折々の様々な自然との出会いや感動に胸ときめかせた。『沈黙の春』で環境汚染を告発した著者の最後のメッセージ。 |
ソフィーの世界 ヨースタイン・ゴルデル/著 池田香代子/訳 日本放送出版協会 ある日、ソフィーの元に一通の手紙が舞い込んだ。消印も差出人の名もないその手紙に記されていたのは、たった一行、「あなたはだれ」。思いがけない問いかけに、ソフィーは改めて自分を見つめ直す。 |
まだ17歳だけど、人生って面白いと思う 岩淵大起/著 ポプラ社 今日も車椅子で町を爆走する高校二年生。悩むけど、決めたら迷わない。前例がなくてもやってみる。そんな彼が限りない感謝を込めてつづった勇気と感動のエッセイ。 |
もの食う人びと 辺見庸/著 共同通信社 人は今、何をどう食べているのか。或いは、どれほど食べられないのか。飽食の国にいら立ち、異境へと旅立った著者が、ともに食べ、語らい、鮮やかに紡いだ驚がくと感動のドラマ。世紀末の食の黙示録。 |
リトル・トリー フォレスト・カーター/著 和田穹男/訳 めるくまーる チェロキー族の少年リトル・トリーが、祖父母に見守られながら、大自然の中で成長していく様子がみずみずしく描かれる。人が生きていくことの意味を、静かに、また感動的に訴えかけてくる著者の自伝的作品。 |
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