愛媛県立図書館

わたしのほんだな いつもほんといっしょ  (小学生向け

小学5〜6年生から



大きな森の小さな家
ローラ・インガルス・ワイルダー/作 恩地三保子/訳 福音館書店


ウィスコンシン州の「大きな森」の丸太小屋に、ローラは、とうさん、かあさん、姉のメアリー、妹のキャリーと住んでいる。アメリカの開たく者の生活を生き生きと書いたシリーズの第一作。
風にのってきたメアリー・ポピンズ
P.L.トラヴァース/作 林容吉/訳 岩波書店


東風の吹く日に、こうもりがさにつかまって空からやってきたメアリー・ポピンズ。バンクス家で子どもたちの世話をすることになるが、その日から不思議なことが起こり始める。
 
ガラスのうさぎ
高木敏子/著 金の星社



昭和20年の東京大空しゅうで、12才の敏子は、母と妹を失った。その後、父も……。焼けあとには、「ガラスのうさぎ」が半分以上とけて、ぐにゃぐにゃになってころがっていた。
 
宿題ひきうけ株式会社
古田足日/作 長野ヒデ子/絵 理論社


五年三組のタケシたち6人は、本人の代わりに宿題をやってあげる「宿題ひきうけ株式会社」を作った。やがて、みんなは考え始める。「何のために勉強するのだろう?」

太陽の子
灰谷健次郎/作 田畑精一/絵 理論社


神戸の下町の沖縄料理店おきなわ亭。ふうちゃんは、やさしいお客さんに囲まれ明るく育つが、お父さんが心の病気で苦しむようになった。沖縄と沖縄の心があざやかに浮かび上がってくる心をうつ物語。 
たのしい川べ
ケネス・グレーアム/作 石井桃子/訳 岩波書店


人里はなれた静かな川べで、そぼくな生活を楽しむネズミやモグラ、ヒキガエルたち。小さな動物たちが自然の中でくり広げるほほえましい事件の数々をえがいたファンタジー。
だれも知らない小さな国
佐藤さとる/著 講談社


もちの木を探しに行ったぼくは、三角形の平地を見つけた。どこか不思議な感じのする場所だった。そして、とうとう、ぼくは見た。小川を流れていく赤いくつの中で、小指ほどしかない小さな人たちが手をふっているのを。
注文の多い料理店
宮沢賢治/作 島田睦子/絵 偕成社


二人の若い男の人が、狩りの帰りに入ったのは、西洋料理店・山ねこ軒。二人がドアに書いてある注文どおりにして、奥にどんどん進んでいくと…。ちょっとこわくて不思議なお話。
チョコレート工場の秘密
ロアルド・ダール/作 田村隆一/訳 評論社


チャーリーは、ある日、道でひろったお金で、あこがれのワンカのチョコレートを手に入れる。そのチョコレートに入っていた当たり券は、ワンカのチョコレート工場への招待券だった。

トムは真夜中の庭で
フィリパ・ピアス/作 高杉一郎/訳 岩波書店


夏休みおじさんの家にあずけられ、たいくつしていたトムは、真夜中に古時計が13回時を打つのを聞き、昼間はなかったはずの庭園を見つける。そこでトムは、ヴィクトリア朝時代の少女と友だちになる。

夏の庭−The friends
湯本香樹実/作 福武書店


小学六年の夏、ぼくたち3人は、人が死ぬしゅん間を見てみたいという好奇心から、町はずれに住む老人を見張ることにする。ぼくたちの「観察」は、いつしか老人との深い交流へとすがたを変え始めていくが……。

冒険者たち
斎藤惇夫/作 薮内正幸/画 岩波書店


イタチと戦う島ネズミを助けに、ドブネズミのガンバと仲間たちは、夢見が島へ渡った。どう猛な白イタチのノロイの攻撃を受けながら、ガンバたちは、知恵と力の限りをつくして戦っていく。

星の王子さま
サン=テグジュペリ/作 内藤濯/訳 岩波書店


サハラ砂ばくに不時着した飛行士と、「ほんとうのこと」しか知りたがらない純すいな星の王子さまとのふれあいをえがいた永遠の名作。
モモ
ミヒャエル・エンデ/作 大島かおり/訳 岩波書店


時間どろぼうを追って、不思議な少女モモと一緒に時間の国へ。時間に追われ、人間本来の生き方を忘れてしまった現代の人々に、本当の時間の意味を気づかせてくれる。


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