愛媛県立図書館

探検しよう! 本の国  こどもにおすすめの本 2004

中学生

コララインとボタンの魔女ニール・ゲイマン著 金原瑞人/訳 中村浩美/訳 角川書店 \1,700

ある日、コララインが秘密のドアを開くと、そこには真っ黒なボタンの目の両親がいた。本物の両親がさらわれたことに気づいたコララインは、ふたりを助けるために、もう一度、あのドアを開いた。
15歳の肖像画(portrait)浜野卓也/著 ポプラ社 \1,300

「あなたになんか描かれたくない。」由美の言葉は、茂を深く傷つけた。謝りたくて、彼の行方を追う由美は、それをきっかけに、改めて、友だちについて考え始める。 
青春俳句をよむ復本一郎/著 岩波書店 \780

友情、家族、試験、卒業、……。青春の様々なシーンで詠まれた俳句は、たった十七音で心の動きをみごとに表現している。近代の作家から、現代の高校生まで、ゆっくり鑑賞してみよう。
ソルジャー・マムアリス・ミード作 若林千鶴/訳 さ・え・ら書房 \1,600

11歳のジャスミンの夢は、バスケットボールで大学に進学すること。でも、職業軍人である母さんが戦地へ赴くことになり、ジャスミンは、幼い弟と母親のボーイフレンドと3人で暮らさなければならなくなった。

天と地を測った男岡崎ひでたか/作 高田勲/画 伊能忠敬記念館/監修 くもん出版 \1,500

49歳で隠居した伊能忠敬は、かねてからの念願だった天文暦学を勉強し、日本全国を測量する旅に出発した。彼を支えた人々や時代の流れもまじえて、忠敬の生涯を描く。
ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?アレン・ネルソン著 講談社 \1,300

ベトナム戦争から戻り、子どもたちに戦争の話をしてほしいという依頼を受けた著者は、そこで少女の質問を受けます。「あなたは人を殺しましたか。」それをきっかけに、著者は、悪夢のような日々から目をそらさず、見つめなおす決心をします。
ホーカール・ハイアセン著 千葉茂樹/訳 理論社 \1,380

転校してきたばかりのロイは、ある日、はだしで走る少年に出会い、彼に強くひかれる。一方、近くの建設現場では、奇妙な事件が続いていた。フクロウをめぐる子どもたちと大人の闘いをユーモアたっぷりに描いた物語。 
ミカ×ミカ伊藤たかみ/作 理論社 \1,500

女らしいってどういうこと?オトコオンナと呼ばれていたミカがそんなことを聞いてきた。ふたごの兄ユウスケの視点で描く楽しくも切ない14歳の物語。                      
リ・セット魚住直子/著 講談社 \1,200

今の自分をリセットすれば、まわりも変わる?友人関係にどこか冷めている中2の三帆が砂浜で出会ったのは……。他人と自分を比べたり、無理に合わせようとして苦しんでいる十代に贈るメッセージ。 
ロボアーネスト・T.シートン作・絵今泉吉晴/訳 福音館書店 \900

シートンがニューメキシコで出会ったオオカミの群れのリーダー、ロボと人間の闘い。ロボを追いつめながら、同時にロボ     への共感を深めるシートンが描く動物物語。


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