探検しよう! 本の国 こどもにおすすめの本 2005
中学生
 |
 |
 |
 |
| 生命科学者中村桂子 大橋由香子/著 理論社 ￥1,500 幼いころからの好奇心と、どんな状況でも調和のとれた解決法で、女性科学者のパイオニアとなった中村桂子。DNAとの出会いから、ゲノムを基本とした「生命誌」の提唱に至った彼女の前向きな半生｡ |
臆病者と呼ばれて マーカス・セジウィック/作金原瑞人＆天川佳代子/訳あかね書房 ￥1,300 第一次大戦当時、戦争で戦う事を拒んだ彼らは、世間から「臆病者」と呼ばれ、軍部から激しい迫害を受けてきました。抵抗し続けた良心的兵役拒否者、,ハワードとアルフレッドの物語。 |
バラ色の怪物 笹生陽子/著 講談社 ￥1,300 漫然と日々を送る中学２年の遠藤は、学校の異端児・吉川とふとしたきっかけで関わることに。一方で、中学生の「実業家」三上のボディーガードをするアルバイトも始め、遠藤の秋の新作ドラマがはじまったのでした。 |
わたしのおじさん 湯本香樹実/著 植田真/画偕成社 ￥1,300 草原の木の下で出会った、おかあさんの娘としてこれから生まれるわたしと20年前８歳で亡くなった「わたしのおじさん」コウちゃん。未来へつながる世界で、切なさと希望に満ちた物語。 |
 |
 |
 |
 |
| アグリーガール ジョイス・キャロル・オーツ/作 神戸万知/訳 理論社 ￥1,500 人気者の高校生マットはある日、学校爆弾テロの容疑で連行されます。無実が晴れても、生活は激変し、孤立していくマット。そんな彼を救ったのは、自称「アグリーガール」という少女。思春期の微妙な心のやりとりを、さわやかに描いています。 |
ダストビン・ベイビー ジャクリーン・ウィルソン/作ニック・シャラット/絵小竹由美子/訳 偕成社 ￥1,400 ピザ屋のごみ箱から人生が始まったエイプリル。１４歳の誕生日に里親とケンカして飛び出した彼女は、自分の過去を訪ねることにします。次第に心のつながりの大切さに気づいてゆく少女の成長の物語。 |
チューリップ・タッチ アン・ファイン/作 灰島かり/訳 評論社 ￥1,500 ごく普通の少女ナタリーは風変わりな少女チューリップに激しく引き付けられます。しかし二人には、悲劇的な結末が…子どもたちの犯罪が日々報じられる現代社会の、子どもの心の闇に全力で取り組んだ作品。ウィットブレッド賞受賞作 |
ホリス・ウッズの絵 パトリシア・ライリー・ギフ/作もりうちすみこ/訳 さ・え・ら書房 ￥1,600 絵を描く才能に恵まれながらも、里親をたらいまわしにされる、問題児ホリス・ウッズ。家族になることを申し出てくれた一家からも去り、老いた彫刻家とひっそり暮らしつつ、幸福への願望は募るのでした。ニューベリー・オナー賞受賞。 |
 |
 |
||
| 夜明けの風 ローズマリー・サトクリフ/作灰島かり/訳 ほるぷ出版 ￥1,800 侵入者サクソン族から父祖の地を取り戻そうとブリテンの人々は戦いますが、完全に敗れ、ただ一人生き残った少年オウェインは北への逃避行に出ます…過酷な運命に誇りと忍耐で進む偉大な魂の叙事詩。 |
ズンデヴィト岬へ ベンノー・プルードラ/著森川弘子/訳 未知谷 ￥1,600 カモメ岬の灯台守の一人っ子ティムは８歳の男の子。夏休み、浜辺で会った子どもにズンデヴィト岬への旅に誘われますが…決してあきらめないティムの姿に励まされます。ドイツで４０年来愛されつづけている作品。 |
